テナントビルのオーナー様のなかには、ビルクリーニングを任せる清掃業者の選定にお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

テナントにビルを長期的に利用してもらうためにも、清掃の品質には気を使いたいもの。

しかし、何を基準にして業者を選べばいいのか分からない方も多いと思います。
そこで本記事では、清掃業者選定の1つの基準となるビルクリーニング関連の資格をご紹介します。
テナントビルを管理するオーナー様は、ぜひご参考ください。
 

ビルクリーニングに関する3つの資格

ビルクリーニングに必要な資格とは?

専門的な作業の多いビルクリーニングは、資格のある業者に依頼しよう

それではさっそく、ビルクリーニングを任せる清掃業者を選ぶ際にチェックしておきたい資格と、その資格を持つスタッフがいる清掃業者が信頼できる理由を解説していきます。

本記事でご紹介する、ビルクリーニングに関する資格は以下の3つです。

ビルクリーニングに関する資格

  •  ビルクリーニング技能士
  • 建築物環境衛生管理技術者
  • 清掃作業監督者

資格①ビルクリーニング技能士

ビルクリーニング技能士とは、ビルクリーニング作業に必要な技能を評価する検定試験で合格すると得られる資格です。
全国ビルメンテナンス協会が資格の認定を行っており、1982年には国家検定に認定された権威のある資格でもあります。

ビルクリーニングに関して確かな実力があると客観的にわかるので、1番わかりやすいチェックポイントと言えるでしょう。

ビルクリーニング技能士の資格をもつ清掃業者が信頼できる理由

ビルクリーニング技能士の資格保持者は、清掃現場の監督としての仕事をすることが可能となります。
もちろん資格保持者も実際の清掃現場で作業をすることもあり、資格取得の際に得た専門知識を活用させて効果的な清掃を行ってくれます。

また、ビルクリーニング技能士1級と2級を受験する際には、受験資格として2級の場合は2年以上、1級の場合は5年以上の清掃作業の実務経験が求められます。
つまりビルクリーニングの2級以上の資格保持者は、最低でも2年以上の実務経験があるということなので、安心して清掃を任せられます。

資格②建築物環境衛生管理技術者

建築物環境衛生管理技術者は、特定建築物に対して適切な環境衛生の維持を管理するために必要な資格です。
特定建築物とは、オフィスビルやデパート、病院など大勢の人が利用する建築物のことで、専任として建築物環境衛生管理技術者を据え置くことを義務付けられています。

厚生労働省に認められた国家資格のため、資格保持者は清掃に関して非常に信頼のおける人物だということが証明されます。

建築物環境衛生管理技術者の資格をもつ清掃業者が信頼できる理由

延べ床面積3,000㎡以上(学校の場合は8,000㎡)以上の建築物は、建築物環境衛生管理技術者の資格保持者に清掃を委託するよう義務付けられています。
そのため、オフィスビルやデパートなどの大型施設やビルクリーニングを依頼する際には必ず必要になる資格といえます。

また、受験資格に実務経験が2年以上であることを求められるため清掃の品質に関してはかなり高いと期待ができます。

資格③清掃作業監督者

清掃作業監督者とは、建物の清掃作業の監督者に与えられる国家資格です。
建築物清掃業の登録には、必ず清掃作業監督者の有資格者を1名選任することが法律により義務付けられています。

また清掃作業監督者取得時には、受験資格としてビルクリーニング技能士、もしくは建築物環境衛生管理技術者の資格が必要なため、資格保持者は豊富な専門知識と高度な清掃技術を持つことが分かります。

清掃作業監督者の資格をもつ清掃業者が信頼できる理由

清掃作業監督者の有資格者は実際の清掃現場での責任者となるため、清掃業者選びの際には資格保持者の有無をチェックしておきたいところです。
清掃作業監督者の資格保有者が清掃を担当してくれるのであれば、確かなクオリティを期待できるでしょう。

特に広い面積の清掃を行ううえでスタッフの数が多くなると、現場責任者の管理能力が問われるため、清掃作業監督者の資格保持者に依頼すると安心して任せられます。

 

ビルクリーニングはどこを清掃してくれるの?

業者の選び方がわかったらどこを清掃してくれるのかも気になりますよね?
この項目では、ビルクリーニングの清掃内容について紹介します。

清掃してくれる箇所をチェックしていきましょう。

ビルクリーニングの主な清掃箇所

  • ガラス
  • カーペット
  • 外壁

など

清掃業者の中には、オフィス内や店舗の清掃も一緒に行う業者もあるようです。
オフィス・店舗の清掃も希望している方は業者に確認しましょう。

ビルクリーニングの料金相場っていくら?

クリーニングができる箇所がわかったので、スムーズに要望を伝えられるようになったのではないでしょうか?
しかし、一番気になるのは清掃箇所ごとの料金相場ですよね!

料金相場を以下の表にまとめたので、ご参考になれば幸いです。

清掃箇所(100㎡あたり) 相場料金(単発清掃の場合)
ガラス 20,000~27,000円
28,000~37,000円
カーペット 25,000~52,000円
外壁 40,000~80,000円

相場料金を知っておけば、適切なサービスを提供している業者を選びやすくなります。
相場よりも安すぎたり高すぎる業者と話すことになった際は、サービス内容をよく確認しましょう。

窓ガラスの清掃を行う際、足場・高所作業車を必要とする場合は別途費用がかかるるので、どんな建物なのかを業者に伝えることが必要です。

また、1回1回清掃を依頼するのではなく、定期的に依頼すると清掃料金がディスカウントされることも。
単発清掃で業者の清掃に満足できたら、業者と相談の上で定期的に依頼をすることをおすすめします。

ビルクリーニングを依頼する業者選びに迷ったら、取得資格をチェックしてみよう!

以上、ビルクリーニングにかかわる3つの資格をご紹介しました。

ビルクリーニングに関する資格は、基本的に受験資格に2年以上の実務経験が求められます。
そのため依頼する側としては、有資格者を選ぶことにより実務経験を活かした高品質な清掃を期待できます。
ビルクリーニングを任せる清掃業者選びに迷った際は、今回紹介した資格を保有している従業員が何人くらい在籍している清掃業者かをチェックしてみましょう!

 

定期清掃の定義と頻度の目安

定期清掃と日常清掃の違いをポイントごとに分けて解説していきます

「定期清掃」とは、日常的な掃除だけではまかないきれない箇所を定期的にクリーニングするサービスのこと。
月に1回や2~3カ月に1回程度の頻度で、あらかじめ予定を決めて定期的に行うのが一般的です。

ただし、同じビルであっても箇所によって定期清掃を行うサイクルが違う場合もあります。
たとえばトイレの分解洗浄とフロアのカーペットは月一回の定期清掃、外壁の高圧洗浄は年一回など。

”定期”清掃といいますが、そのサイクルはお客様の都合や予算、箇所によっても変わってきます。
まずは専門会社に相談してみるのがよいでしょう。

定期清掃の対象となる清掃箇所

定期清掃とは専門的な知識を要するクリーニングです

定期清掃とは専門的な知識を要するクリーニングです

定期清掃の対象となる箇所は、「日常的に掃除するほどでもないが、定期的にクリーニングをしておく必要のある箇所」です。
具体的には、以下のような箇所が定期清掃の対象になります。

定期清掃の代表的な清掃箇所

  • ブラインドの洗浄
  • 照明器具の清掃
  • トイレの分解洗浄
  • エアコンの分解洗浄
  • フロアのワックスがけ
  • 窓ガラスやサッシの洗浄
  • 水を使用できないフロアのカーペット洗浄(ネットワーク配線があるフロアなど)
  • 壁の高圧洗浄
  • 外壁の塗装

毎日やると大変すぎますし、とはいえ放置しておくこともできない箇所、とイメージをしていただければ問題ありません。
数ヶ月に1度行うのが丁度いい箇所、というわけですね。

 

定期清掃の料金相場は?

定期清掃は清掃ををする箇所と内容によって費用が違います。

1㎡あたりの料金相場 100㎡程度の料金相場
床洗浄・ワックス掛け 200円~ 20,000円~
剥離ワックス掛け 500円~ 50,000円~
カーペットクリーニング 250円~ 25,000円~
外壁高圧洗浄 150円~ 15,000円~

例えば、100㎡程度の店舗やオフィスのワックス掛けは一回あたり2万円程度が相場になります。
また、エアコン洗浄は壁掛け型が15,000円、天井埋め込み型が20,000円程度が1台あたりの相場です。(EMEAO!調べ)

あらためて“定期清掃”と“日常清掃”の違いとは?

日常清掃と定期清掃の最も大きな違いは行う頻度と掃除場所ですが、それ以外にも違いがあります。
定期清掃と日常清掃の違いをまとめると以下の表の通りです。

定期清掃 日常清掃
行う頻度 2~3カ月に1回 週に1回~毎日
作業の難易度 難しい 簡単
作業の専門性 高い 低い
作業員の負担 大きい 小さい
清掃範囲 ・ブラインドの洗浄
・照明器具の清掃
・トイレの分解洗浄
・エアコンの分解洗浄
・フロアのワックスがけ
・窓ガラスやサッシの洗浄
・水を使用できないフロアのカーペット洗浄(ネットワーク配線があるフロアなど)
・壁の高圧洗浄
・外壁の塗装
・フロアの掃除機がけ
・フロアのモップがけ
・トイレや手洗い場の掃除
・給湯室、シンクの掃除
・ゴミ箱のゴミ回収、およびゴミ集積所への運搬
・デスク、応接間、会議室などにあるテーブルの拭き掃除
・デスク、手すり、電話機、ドアノブ、テーブルなど手が触れる箇所の除菌
・窓のサッシにたまったホコリ取り
・灰皿の洗浄
・カーペットやフローリングについたシミ取り

表を見ると、総じて定期清掃の清掃内容の方が難易度・専門性が高いことがお分かりいただけるのではないでしょうか?

日常清掃の作業内容自体はご覧のとおり自社でもパパっと対応出来ることではあります。
しかし定期清掃となると、掃除をはじめる準備もそれなりに必要ですし対応にもストレスがかかる、危険が伴うなどの諸問題もあります。
高所の掃除や専用の機器を使うことになるので、プロにお任せする方が多いわけです。

定期清掃と日常清掃の違いは掃除する箇所の難易度で分かれています

定期清掃と日常清掃の違いは掃除する箇所の難易度で分かれています。
日常清掃と違い定期清掃では、エアコンの分解洗浄やフロアのワックスがけなど技術や専用の薬剤が必要になるような、難易度が高い箇所を掃除します。

定期清掃の対象となる箇所は頻繁には掃除できないので、「最後にいつ掃除をしたか覚えていない」といったことにもなりかねません。
そうなると長年放置してしまい、汚れがこびりついて自分たちでは手遅れになった段階で業者に委託すると高額な費用が発生してしまうこともあります。
適切なサイクルでクリーニングをしていればそんなことにはなりませんので、定期的なクリーニングをしてもらうことをお勧めします。

おススメの清掃会社一覧

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